人事のいろんなこと・・・

人事部門のマネジメントをしています。日ごろ考えたこと、印象に残った本などを紹介していきます。

周囲にありがとうと言ってもらえる人事とは

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はじめに

10月18日、株式会社ジョブウェブのメルマガが会社に届く。
内容は「感謝される人事実践会について」。

じっくりと内容を確認して、かなり共感をしました。私が今考えていることとほぼ一緒。そしてこれがまさに、私が目指している・私が作り上げたい人事組織の姿です。
そして、佐藤幸治さんらしい、ストレートで分かりやすい言葉でまとめられた、ピュアですごく良い企画です。


感謝される人事・ありがとうと言ってもらえる人事・・・こんなチームで仕事ができたらとてもやりがいがあって、会社に貢献している実感がわいてきますよね。

そこで今回は、「ありがとうと言ってもらえる人事」となるメリットをまとめてみました。



その1 「仕事と情報が集まり、本質的なアクションが起こせるようになる」


ありがとうと言ってもらえるということは、信頼が高まる ということです。信頼が高くなると、周囲から様々なオーダーを投げかけてくれます。

お仕事を頂ける、お仕事を指名してもらえるということは、とてもありがたいことですね。

そのオーダーにしっかり応えていくと、オーダーの内容はどんどん多様化・高度化していきます。このようなサイクルをくりかえすことで、周囲から大きな信頼を得られるようになります。

実はこの過程の中に大事な要素があるんです。オーダーの内容が多様化・高度化していく過程で「なぜ今これが必要か」という現場の生の情報が入ってきます。ここが重要なんですね。

生の情報が入ってくると、現場が本当に困っていることが分かるようになるし、その解決に直結するアクションが起こせるようになります。
 
これを繰り返すlことで人事が真の課題解決に貢献できる組織になっていけるのです。


その2 「社外からのファンが増えていき、オトクな情報や機会が増える」

人事は様々な外部の方とつながりを持つことが多いです。人材紹介会社、研修会社、HR-TECHの会社。。。

このような会社の方を業者扱いするのではなく、一人のビジネスパーソンとして敬意を払い丁寧なコミュニケーションや情報提供を行うこと、また人として関心を持ち相手のことを理解しようとすること、
そして対価を払う場面では、発注元という態度は一切出さずにサポートしていただいたことにきちんと感謝をすることが、肝要です。

このような態度で社外の方と関わることで、自社や自身のファンになってくれます。ファンになってくれると数ある顧客の中での優先順位が上がり、例えば良い転職希望者を優先的に紹介してくれたり、耳寄りなセミナーの情報を教えてくれたり、同じ人事業界で活躍する方とつないでくれたりします。

これが、自分自身のキャリアに役立つだけでなく、人事全体の施策のクオリティ向上にもつながるのです。会社の利益にもつながりますよね。

社外からのファンとは、業者だけではありません。学生や転職希望者も同じです。
人事が気持ち良く親身に相談に乗ってくれる会社は、志望度も上がります。それに、たとえ今は縁がなくてもファンになってもらえるとKeep in touchが可能になります。中長期的にJOINしてくれる候補者とつながりを維持できるようになります。


その3 「ありがとうと言ってもらえる組織は、仕事をしてて楽しくてやりがいがある」


最後は、何よりも仕事をしてて楽しいことです。周囲からありがとう、と言ってもらえるのって嬉しいですし、そういう集団はチームの連帯感も高く、素晴らしい
チームとなります。


と、理想はそうなのですが、現実は難しいですよね・・・。困難に負けずに軸をブラさずにやっていきたいと思います。