人事のいろんなこと・・・

人事部門のマネジメントをしています。日ごろ考えたこと、印象に残った本などを紹介していきます。

取引先と人事担当のリレーションについて

先日、人材紹介会社の大手企業で当社の営業担当者と、同じ会社で前職時代に営業担当だった方と3人で会食をしました。

その中で印象的だったのは、「ちょっと会話しただけで、企業の人事担当がやる気があるのかないのか、すぐわかる」とのこと。
そしてやる気がある担当者に対しては、成功を後押ししてあげたいと思うので積極的に情報提供するようなるし、自分の営業成績のことはあまり関係なく一生懸命やりたいと思うとのこと。

私は日ごろ、20社以上の人材紹介会社とお付き合いしており、それぞれの会社の担当者の顔もわかります。積極性・担当者の能力・スピード・・・本当に様々なので、20社以上と平等に付き合うことはなく、かなり偏りがあります。

ただし、どの会社にも共通している自分のスタンスがあります。それは「この会社(もしくは私)とお付き合いしたら、きっと面白いことがありそう」って思ってもらうことです。それは様々な情報を提供することだけでなく、相手がほしいと思っている情報をタイムリーに提供すること、取引先とは思わず相手の意見に真摯に耳を傾けることetc、相手が喜んでもらえることをどんどんやることです。

その結果、全ての会社の方ではありませんが、わりと多くの取引先の皆さんと良いお付き合いが出来ているのでは?と思っています。「やる気のある人」って思ってもらえているような気がします。

人事の仕事は、お客様はいません。その代わり、取引先企業の支援を受けることが多いです。取引先企業をどのように動かしていくかは、結構大事だったりします。そのためには、「この会社(や自分)とお付き合いしたらきっと面白い」って思ってもらうための、「営業活動」が必要だと思います。